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2025.09.13 白癬の治療薬、ルリコン、ルコナック(共にルリコナゾール)の違いは
おはようございます、清原です。
最近ややこしい天気が続いていますね。急に暗くなってきたと思ったら土砂降りになったり。みなさま気を付けてお越しください。
さて昨日に引き続き爪白癬のお話ですが、今日はルリコナゾールについてです。
ルリコナゾールは、主に白癬菌が原因の疾患に有効ですが、それ以外にもカンジダや癜風(でんぷう)の原因菌であるマラセチア菌にも効果を示します。
ルリコンとルコナックの2種類があり、その違いは
・ルリコンはクリーム、軟膏、液があります。適応症は足白癬、体部白癬、股部白癬、カンジダ症、癜風となり、爪白癬への適応はありません。
・ルコナックは爪外用液があります。爪白癬の治療に特化した薬剤です。配合されているルリコナゾールはルリコンの約5倍です。抗真菌活性の高いルリコナゾールを高濃度で配合し、爪に対する透過性および貯留性を高める製剤設計となっています。塗布すると爪表面から爪深部までの爪全層に分布するので、爪白癬の治療に非常に有用な薬剤といえます。

ルコナック爪外用液は刷毛のような形状になっています。使い始めは先端のフェルト部分に薬液がしみ込んでいないので、キャップをした状態で容器の底部分を机などで軽くトントンとたたき、容器を下向きにして5~10回ほど振って薬液をフェルト部分にしみ込ませてください。
また、ルコナック爪外用液は濃度が濃い分、ルリコンよりも薬価は高いですが、効果もその分高いので、使用価値はあると思います。
皮膚科医院で診察、検査し、診断がついた上でのご使用をお願いいたします。
