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特発性慢性蕁麻疹の講演会に行ってきました。

おはようございます、清原です。

先日特発性慢性蕁麻疹の講演会に行ってきました。

特発性慢性蕁麻疹とは、かゆみを伴う「膨疹」という赤く盛り上がる発疹が、6週間以上繰り返し出現する蕁麻疹です。特発性慢性蕁麻疹の膨疹は通常、数十分から数時間以内に消えて、通常1日以内に跡形なく消えてしまいますが、また同じ場所、あるいは別の場所に繰り返し生じるため、かゆみや見た目の悩みを抱えることになります。
蕁麻疹の症状は、主にヒスタミンという化学物質によって起こります。何らかの刺激で肥満細胞から皮膚組織の中にヒスタミンなどが放出され、近くの血管と神経に作用した結果、赤みやふくらみ、かゆみを引き起こします。
治療は、第一選択は抗ヒスタミン薬内服となります。ヒスタミンの作用を抑えることで、症状の軽減を目指します。効かない場合は変更、増量、2剤併用などを行います。
それでも効果が乏しい場合、ヒスタミンH2受容体拮抗薬、抗ロイコトリエン拮抗薬などを併用することがあります。これで症状が抑えられるケースも多いです。
それでも効果が無い難治性の方は、生物学的製剤が使用されます。
・ゾレア(オマリズマブ):IgEという免疫物質の働きを抑え、蕁麻疹の元となるマスト細胞の活性化を抑制します。月1回の皮下注射で投与されます。

・デュピクセント(デュピルマブ):炎症を引き起こすサイトカイン(IL-4、IL-13)の働きを阻害する薬剤で、ゾレアが奏功しない場合(IgEが発症の首座でないと思われる場合)に使用します。

特発性慢性蕁麻疹の講演会に行って思ったことは、悩んでおられる患者さんがたくさんいらっしゃること、そして治療の選択肢がいろいろ増えたことにより、お悩みの方のお役にたてるようになったのではないかということです。

特発性慢性蕁麻疹でお悩みの方、ご相談くださいね。

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