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2025.07.21 昨日の山鉾、準備中
こんにちは、清原です。
祇園祭の後祭の山鉾準備中を、昨日の朝めぐってきました。
まずは役行者山。当院の前の道路(室町通)を南に下がっていくと徒歩5分くらいで着く、一番近くにある山です。修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が由来です。

黒主山。大伴黒主が桜を仰ぎ見る姿を現しています。

鯉山。龍門の滝を上る鯉は竜になるという『登竜門』の故事に由来しています。

浄妙山。平家物語の宇治川の合戦で、一来法師が三井寺の僧兵筒井浄妙の頭の上を飛び越える姿を現しています。が、まだ枠だけでした。枠だけを見るのも貴重な機会です。

南観音山。通称は「下り観音」で、御神体は楊柳観音像と韋駄天立像です。ちょうど真木の上に人がいて、枝を払い鳩を付けているところでした!

北観音山。「上り観音」とも呼ばれ、御神体は南観音山と同じです。

大船鉾。前祭の船鉾が出陣船鉾と称されるのに対し凱旋船鉾と呼ばれています。

鷹山。御神体は鷹匠・犬飼・樽負の御三方で、中納言在原行平が光孝天皇の御幸で鷹狩りをする場面を表しています。

南観音山で、真木の上で作業してるところを見られたのが嬉しかったです!今日はもう全て完成していますので、また行くつもりです。
