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久しぶりの百人一首。

こんにちは、清原です。

息子の学校では百人一首の暗記テストがあります。そんなわけで「久しぶりに百人一首キター!」と思いながら、テキストを見ています。

私、百人一首好きなんですよ。高校生の頃は、寝る前にベッドで読んでました。全部は覚えてないんですが、まあまあ分かります。今年の大河ドラマ「光る君へ」の登場人物も、何人か百人一首に選ばれているので、いいタイミングで百人一首が戻ってきました、私のとこに。

お気に入りはいろいろありますが、その中で一首選びました。

「滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ」

大納言公任(藤原公任)の歌です。「光る君へ」にも出ています。

現代語訳は「滝の流れる水音は、聞こえなくなってからもうずいぶんになるけれども、その名声だけは流れ伝わって、今でも人々の口から聞こえていることだよ。」と、なります。

藤原公任は、京都の大覚寺大沢の池で、枯れてしまった滝を見てこのように詠んだそうです。大覚寺には今も、名古曽の滝の跡があります。大河ドラマの紀行のコーナーでも放送してましたね 。

百人一首は、情景が思い浮かぶような美しい歌が多いですし、その内容や人物を掘り下げてみるのも面白いです。

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