こんにちは、清原です。
食事を改善したい方は、まず調味料を変えてみてくださいというお話の続きです。
調味料の次に変えやすいのは、油です。特に調理によく使うのは「サラダ油」ですが、これはオメガ6系脂肪酸のリノール酸を多く含みます。
そのため、オメガ3系脂肪酸とのバランスを考えると、避けるべき油となります。
ここで、突然出てきた「オメガなんちゃら系」のお話。
オメガなんちゃら系とは、脂肪酸のうちの不飽和脂肪酸を種類分けしたものです。このうち「オメガ3系」と「オメガ6系」は反対の作用を持っており、どちらかに偏ると細胞膜のバランスが崩れてしまいます。
理想的な割合としてはオメガ3系:オメガ6系=1:4と言われていますが、現代人は1:10~50となっています。
しかし出回っている油の割合としては安価なオメガ6系が圧倒的に多く、オメガ3系を摂れるのはアマニ油、魚油、えごま油など限られた油になります。しかもオメガ3系は熱に弱いので、加熱料理には使えません。
そこで、オメガ6系の割合を増やさないためには、中立的なオメガ9系(オリーブ油、米油、菜種油など)を加熱料理に使うことがおススメです。
オメガ3系を摂る時は、サラダなどに使いましょう。私はアマニ油:醤油:酢=2:1:1で混ぜて和風ドレッシングをその場で手作りしています。混ぜるだけなので簡単ですよ♪