こんにちは、清原です。
「疲れた時は甘いものが一番」と言われていますよね、でも実は現代社会においては逆なんです。糖質を摂りすぎると、疲れが取れなくなるんです。
理由①ビタミン不足になる。
ビタミンB群は、体内のエネルギー代謝を助ける働きもある重要な栄養成分です。エネルギー代謝がうまくいかないと、食べた物をエネルギーに変えることができなくなります。その結果、体内の細胞が十分に活動できなくなり、疲れがたまってしまいます。中でもビタミンB1は甘いもの(糖質)をエネルギーに変換する時に重要な栄養素です。摂取している糖質量が多いとこのビタミンB1もどんどん使われていき、体内にあるビタミンの量も減ってしまいます。
理由②低血糖を起こしている。
甘いもの(糖質)をたくさん食べると血糖値が上昇し、インスリンが分泌されて血糖値が下がります。ただし、この「糖質過多⇒インスリン過剰分泌」の流れが日常化すると、インスリンを分泌する膵臓が疲弊していき、正常な量のインスリンを分泌できない(=インスリンが過剰に分泌される)という状態になってしまい、その結果、必要量以上に血糖値を下げてしまって「低血糖」になってしまうのです。低血糖による照応は、疲労、食後の眠気、集中力の欠如などがあります。
糖質、つまり炭水化物は三大栄養素にも含まれている重要な栄養素です。不足も避けなければいけませんし、主食のご飯などはしっかりと食べていただきたいですが、砂糖のたっぷり入っているお菓子やジュースなどは、お疲れの方ほど避けていただきたいものです。
でも「甘いものがやめられない」方もいらっしゃると思います。でもそれ実は「糖質中毒」です。糖質は実は依存性が高いんです。
この話はまた後日。。