皮膚の良性腫瘍:粉瘤とは。

こんにちは、清原です。

皮膚科で最も多い良性腫瘍の1つに、粉瘤があります。

粉瘤とは、皮膚の中に袋ができ、中におからのような内容物(悪臭あり👃💦)がたまり、大きくなったものです。アテローム、表皮嚢腫ともいいます。時には細菌感染を起こして赤く腫れ、痛みを生じることもあります。体中のどこにでもでき、できやすい方は何か所もできることがあります。

良性疾患なので放置してもかまいませんが、早めに切除することをおすすめします。なぜなら、早めに切除する方が傷跡が小さくてすむからです。それは、数ミリくらいの穴を開けて、内容物とともに袋を排出させる方法です。この方法の場合、小さな傷跡ですみます。ただし何年も経っていたり、細菌感染を繰り返していると周囲の組織と癒着し、大きく切開しないと取り出せなくなります。

鑑別疾患として脂肪腫、多発性脂腺嚢腫、石灰化上皮腫、皮膚線維腺腫などがあります。

皮膚に気になるしこりがあれば、ご相談くださいね。

京都丸太町/皮膚科・外科 早川医院

〒604-0002
京都府京都市中京区室町通竹屋町下ル鏡屋町28番地
〈地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車 徒歩3分〉
駐車場6台
tel.075-256-1752
fax.075-241-1640

診察時間
10:00〜12:30 ×
18:00〜19:30 × × × × ×

※ 火、木、土の午前は予約診療です

ネット予約はこちら

早川医院 〒604-0002 京都府京都市中京区室町通竹屋町下ル鏡屋町28番地

Copyright© 早川医院 All Rights Reserved.